みなさん、こんにちは!
いつも元気いっぱいなムンティさん。
【普段はひょうきん】
ところが、このたび勢いあまって?ケガをしてしまいました。
後ろ右足の爪が根元から折れてしまい出血してしまったのです。
備忘がてら、このときの対処や注意事項を記録してみましたので、もしも今後同じようなトラブルでお困りの方がいらっしゃった時には、わずかでもご参考になれば幸いです。
ご注意:ここから先は傷口の写真があります
発端
土曜日の夜、ムンティさんがひとりで部屋の端の方で遊んでいました。
…と、唐突にムンティさんが部屋の中を全力ダッシュ!
隣室やキッチン、廊下をまったく止まらずに走り回る!
いつもと違うダッシュぶりに何事かと追いかけてみると、寝室で急にストップしました。
寝室には袋の破片が落ちていたので、どうやらそれが引っかかるなどして驚いて走り回っていたんじゃないかと予想。
ただし、いつもと様子がおかしい全力ダッシュぶりだったので、何かあったのではと心配で体中を点検。
すると、ムンティさんの右足小指の爪が折れていることに気付きました。
(正確には爪が丸ごと取れて毛にくっついていた状態でした。)
【爪がない(細い爪のようなものは分離した爪のかけら)@撮影時月曜夜】
症状
あいにくケガ発生時は傷口をじっくり観察することが難しかったため、写真が撮れませんでした。
ケガは右足小指の爪が根元から取れているようで、さらによく確認しようとしましたが血が次々と出てきたため見えなくなってしまいました。
ティッシュで血を吸い取っていると、隣の薬指の爪も縦に半分ほど欠けていて同じような状態であることに気付きました。
ただしこちらは血は出てきていませんでした。
【根元がどんな状態なのか、もはやよくわからない(細いものは爪のかけら)@撮影時月曜夜】
一次対応
とりあえず、かかりつけの動物病院は営業時間外だったので、連絡先を控えてある市内の動物夜間救急の電話番号を探して電話してみました。
話を伝えたところ血が止まるかどうかがポイントで、5分ほど足先をおさえて血が止まればまずは良く、そうなったら病院に来てもらっても特にそれ以上の対処はできないだろうとのこと。反対に止まらなければ再度電話してきてほしいとのこと。
最初の対応の段階で、当然のことながら猫専門ではなくいろいろな動物が救急で訪れるであろう話し方でした。
そして、もしかしたら犬猫の処置が多い他の病院なら、もう少し細かいケアがあるのかもしれないと思い至りました。
とはいえ、5分後に出血量が小さくなってきたため再度電話で報告だけしたところ、とてもホッとした声音で「よかったです」とお声掛けいただくなど、短時間でしたが親身に対応していただきました。
一方で、出血が少なくなってきたとはいえ出来るだけのケアはしたいと思い、かかりつけの動物病院は翌日の日曜日が休診だったため、近辺の犬猫を主に診ている動物病院を再度探してみました。
最寄りで評判のよい動物病院が見つかり、まだぎりぎり営業時間だったため電話してみました。
そこでも、やはり血が止まれば一旦は至急の対応は必要ではなく、ただしトイレの猫砂が細かくて傷口に付着してしまうなどの場合があれば、軽く消毒をするとよいことを伺いました。
注意点として人間用の消毒液は、猫には効果が強く危険な場合もあるため製品を選ぶということです。症状や用量などにもよると思いますので製品名は書き記しませんが、病院の方にご確認いただくのが確実だと思います。
(我が家は猫砂も大きいものですし、自宅で消毒はしていません。)
猫の口内は雑菌が多く傷口を舐める行為はよろしくないこと、また消毒や化膿予防など留意すべきことが何点かあるようでしたので、翌日に一度動物病院に行くことにしました。
当日夜の様子
その後、血があふれてこないとはいえ完全には止まっていないでしょうし、痛みもあったと思います。
それなのに、直後から歩いている様子は足を引きずる様子もなく、にゃんこのケガの隠し方はさすがだと思いました。
歩き回るのもよくないですし、血もそこかしこに付いてしまいそうでしたので、ケージに入ってもらいました。
しばらくはジッとしておとなしくしていましたが、就寝までにはやはり舐めてしまっていたようで、足先の血がかなりきれいに無くなっていました。
就寝時はいつもと違う状況にする方が心配だったので、いつもどおり一緒に寝室で寝ました。
翌日動物病院の処置
【久々のお出かけに、おめめが輝くムンティさん】
【このあと痛みに叫ぶことになろうとはまだ知る由もないムンティさん】
【周りのお友だちが気になりキャリーから出てくるムンティさん。足は痛くないのか】
処置は足の指の間に小さなガーゼを挟み、消毒系の薬が付いたガーゼで足先を覆い、さらに包帯テープでキツくならない程度に巻かれました。
足先なのでガーゼが小さく、さらに痛みで足が動いてしまうので、少してこずっていました。医師やスタッフ3人がかりで完了です。
(当然ながら、包帯テープを外すときはかなり毛がひっつきました。)
【足先はこんな感じの処置】
お薬は抗生物質を朝晩1回ずつ5日分を飲みきる内容です。
1回につき錠剤の半分程度の固形の薬でした。
そのままでは食べてくれないケースもあるようで、美味しいもので包んだり混ぜたりといった工夫や、そのためのサンプル品をいただいたりしましたが、ムンティさんはカリカリと一緒に出したらペロリと食べてしまいました。
あとはエリザベスカラーを初体験。
猫の口内はやはり雑菌が多いのと、特に傷口が治りかけていても舐めてしまいかえって治りを遅くしてしまうため、それを防ぐための対応とのこと。
傷口は数日経てば根元は生えてくると思われるとのことで、カラーや傷口の包帯テープは翌日あたりまでで取ってしまってもよいとのことでした。
(ムンティさんは、日曜日午前に処置してもらい月曜日の夜に外しました。)
【カラーがあろうが足が痛かろうが、ムンティママがうずくまったらその上に乗りたいムンティさん】
【カラーに慣れないムンティさん】
ドリフか#ブリティッシュショートヘア #ブリショ pic.twitter.com/bjyyaT3wzl
— ももじり (@medium_cafe) November 6, 2018
見通しと経過
完全に爪が戻るまでは一ヵ月程度は必要になりそうだとのことです。
また、ここから育っていく爪は、横に曲がったり、すぐに巻いたりと、どのようになるか経過観察が必要になるとのこと。
元のような爪が生えない場合は、問題が起きないよう根本的な処置が必要になるかもしれないそうです。
発生から5日間程度ですが、現時点では特に異常なく過ごしています。
高いところに登ったりもしますが、以前と比べて移動が少ない気もします。
傷口をよく確認しようとするとムンティさんが怒るので、週末に再度病院で経過観察していただこうと思っています。
お礼
Twitterでは多くのお見舞いメッセージ・快復祈念をいただき、本当にありがとうございます。
【ケガの初回ご報告ツイート】
足をケガしたエリマキムンティさん
— ももじり (@medium_cafe) November 4, 2018
*ケガの詳細はあらためてどこかに記載しようと思います#ブリティッシュショートヘア #ブリショ pic.twitter.com/GP2xLihAnS
ご心配をお掛けしてしまい申し訳ございません。
これからも、ムンティさんをどうぞよろしくお願いいたします。
目次 → ムンティの日常-目次